詰まらないで出しですが、7月も半ばを終えて、下旬に入ろうという時期に、なんともじめじめした梅雨がまだ終わってません。

非常に苦手な季節だけに、「ナメクジ」のように溶けそうになっています。

35年間のサラリーマン人生、それもお陰様で35年間同じ仕事の「医業コンサルタント」を続けてこれ、4月より独立、そして5月には起業ということで、来月で4か月目に入ります。

まだまだ準備をしながら本業をしてますので、このホームページのブログも、ようやく22日目で手を付けることが出来た次第です。

なにから書こうかと考えてはいませんが、昨日は参院選の開票も終わり、保守である自公が過半数の議席を確保したことより、今秋の10月に控える

消費税10%への引き上げが本格化になりました。

医療機関への影響を考えると、既に診療報酬に関しては、今年の2~3月には補てん分の点数が発表がされており、医療機関の収入面を見る限りでは、プラスに転じているようです。

(薬価は実質マイナスですが…)

では医療機関の建て替えに関する影響度合いを考えてみると、半年前ならば露知らず、これから計画を考えるのでは、仕方ないものとなってきます。

しかし2%の引き上げは、総建設事業費が10億円で2000万円、20億円で4000万円…と大きな金額がプラスされます。

それだけ慎重に回収計画付きの事業計画を作成し、機能的に効率的に使用できる建物を計画するべきと思います。

また、消費税8%台で急いで駆け込みで建物を作った医療機関では、追加工事が伴わないように建てることをお勧めします。

この点は、医療機関で設計・建設・との打ち合わせをうまく出来ず、しばしば起こりうることですので、知ったかぶりなしに膝を詰めて納得いく建物にすることが大切で、

それでも満足度80%程度のもしかできないと思っていた方が良いと思います。

最後に、これから建て替え計画を考えている医療機関へのメッセージですが、今後も、そして2020年の東京オリンピックによる建設需要が落ち着いても(もうすでに中堅等の建設企業をはじめ、

来期以降の受注営業にはすでに昨期後半から動いています)、建設単価が大きく落ちることはないです。一番のコストは「ヒト不足⇒人件費高騰」が影響するからです(この点の改善は建設業界では難しい課題です)。

よって、今や医療機関で坪当たり単価が120~150万円時代が当たり前で、そこから将来100万円を切ることは想像できず、医療機関の建て替え・新築・移転計画に関しては、十分な資金計画と返済計画を踏まえた

事業計画を進めると共に、業者との話し合いやコミュニケ―ションが取れる人材を育成するか、そばに置いておくことをお勧めします。

これからも思い立った時に、ブログを書きますので、見て頂き、質問がありましたらば、お問い合わせください。(あくまでも主観で書いていきますので、宜しくご配慮お願いします)

 

株式会社 A&Kメディコンサル.com

佐藤 勝浩