2月のコロナ感染拡大から数え早9か月、国内は大きな感染者の変動なく、重症でなく軽症が多くなり冬の季節を迎えようとしている。
海外に目を向けると欧州ではフランスをはじめ再拡大が起こっており、「夜間外出禁止令」が再び発令したり、まだまだ予断を許さない状況となっています。しかし「経済」を考えると動かさないと「二次的被害者(自殺等)」の増大を危惧して動き始めています。国内でも色々な問題が生じながらも「GO-TOトラベル」をはじめとする各「GO-TOキャンペーン」が行われ、「ヒトの移動」や「地域経済」の後押し、少しずつ地域の賑わいが戻って来ています。それでも悪質な行動をとる人たちが必ずおり、良いキャンペーンが台無しになるのは悲しい現実です。(しかし給付金詐欺や鳥貴族錬金術などなど良く思いつくものと…その分の知力を他に廻せば…と思いますが?)
コロナ感染では色々な業界でも「勝ち組」と「負け組」の二極化が大きく、「負け組」では「新しいビジネスモデル」を考えることが、脱皮点になっているようです。(私も言えますが…)
医療機関に関しても、良いか悪いかは別に、コロナ感染にあまり関わらない医療機関は経営の大きな沈みはなく、コロナ感染に直接関係してきた医療機関、大学や公的病院、大規模病院などは皮肉にも経営状態は厳しくなっているのが現状です。
医療関連企業でも、直接入院や医療機器などを扱う企業では大きな影響を受けており。、先日、入院関係機材を扱う企業のトップに話しを聞くと、4月以降で月次で▲16%程度が続いていて、これからの見通しにも悲観的な話しでした。新たな方策を検討しているようです。
医療機関でも診療所・医院・クリニックに関しては、冬の到来に合わせ、また国でコロナ感染の検査や相談に関して、これからは保健所を入れずに、直接対応する方向となっており、その体制準備や狭いクリニックでの対応方法を、既に考え、準備していないとさらにクリニック経営に響いてくると考えます。
➩➀発熱等外来と一般外来をどのように分けて診察をするか?②電話やPCでの相談対応、オンライン診療対応など、患者とのコミュニケーションを上手にできるか?③地域で信頼されているクリニック(かかりつけ医機能)になっているか?④冬に向けての診療体制を職員(スタッフ)との合意が取れているか?➄風評被害への対処法は?など、チェックすることも多く、さらにコロナ感染では➀PCR検査、②抗原検査、③抗体検査をどこまでどのように導入するか?また④インフルエンザの予防接種や検査をどのように並行して行っていくのか? 明確に職員も分かるようにルールやマニュアルを備え、ホームページなどでPRすることが必要です。(分からなければご相談を…)
ところで最後に、孫娘の柊ちゃんは、9月には「自分で立ち上がり」10月には「よちよちと歩き出し」「大きな甲高い声を上げ」「よく食べよく寝て、極めて健康体」で育っており、最近では月に1回は実家に来てくれています(今月来た時は柊ちゃんと外食2度目で、イタリア料理を食べに行きました)。息子夫婦は頑張って偉いと思い、さらに感謝しています。そして今では写真の通り「赤ちゃんから幼児の女の子へ」へ目覚ましい成長を遂げています。本当に孫娘は可愛くて可愛くて…です。来月来てくれるのを楽しみにしています。
株式会社A&Kメディコンサル.com 佐藤 勝浩