2020年!新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
早くに更新をしようと考えてましたが、正月三が日は忙しく、その反動で4日より風邪を引いてしまいダウンしていました。
さすがに「還暦」を過ぎると体力の衰えを感じるのと、独立起業して八か月程度ですが、一段落して年を越せたので気が抜けたのかも知れません。(まだ早いですが…)
初孫の「柊愛(ひより)」も昨年暮れに、ようやく抱っこをすることができ(フォトにて見て下さい)、年明け早々にもあってきた次第で、なんと可愛い子とか、すでにジジ馬鹿状態になっています。
ところで、昨年の暮れに、開業医の先生方を集めたセミナー(「一人でお悩みの個人開業医の大相談会」というタイトル)みたいなもので話しをする機会がありました。参加された先生は、開業して1年目から20年選手で既に医療法人を開設しているベテランまでで、地域的にも都市部から地方で開業している先生もおり、標榜科目も内科をはじめ、眼科や耳鼻咽喉科まで様々な先生方でした。
共通した悩みは「職員の採用から定着化」「職員とのコミニュケーションの取り方」で、経営資源で言う「ヒト」の対応に関して苦慮し、様々な方法を考えている先生もいらしゃったほどです。
実際にはレジュメを元に話していきたかったのですが、各先生方に話しを振りながら進行していたらば、各先生からの発言や質問などが多くなり、時間的な収集が付かなくなり、
レジュメの大事なところがほとんど話せず、終わってしまった感じになりました。
我ながら終わった後に大反省をしました。
しかしながら、現状における職員との対応は、開業医の各先生からお話しを聞くと、定着性は昔から変わらず難しく、以前に増して職員の採用も地域によっては難しいものと話しており、派遣や紹介を受けている開業医がいたことも、現代風と認識しました。
病院では、医師及び看護師等の派遣や紹介を受けるのは当たり前のようになっていますが、開業医でも職員の採用の厳しさを聞いて、驚くより首を傾げました。
個々の開業の仕方や運営や経営のやり方が異なり、職員の採用の方法も一概には言えませんが、「現代社会では、やはり開業医は患者を診て治療するだけでなく、職員の顔色も見ながら業を為さないといけない様子」を知った次第です(しかし一般企業で考えたらば、当然のことではありますが…)。
また、職員へ指示を出して、口論となり、職員が退職したケースもあり、それ以降、何も言えなくなった開業医の先生もいらしゃいました。
このセミナーで分かったことですが、個々の事情は詳しく分からないですが、私がコンサル業を続けてきた経験を踏まえて言うと、「医師一人で考えて、行き当たりばったりというか、間違った方向で考えるより、内情を話しても大丈夫な信用のおけるパートナーと出会い、その良きパートナーに相談して、失敗をしながらでも、個々の開業医でのやり方を見出すべきと思えました。
一般的な方策がまかり通る時代ではないので、一人でなくパートナーと共に「個々」で対応策を見つけることが肝要だと思います。
ちなみに私がコンサルしている顧問先では、キーとなる職員が頑張ってくれていて、報告や問題があると連絡もしてくれるので、早めに対処ができ、現状は定着した職員と院長の関係も良好で、院長もあまり職員へは口出しをせず、私をワンクッションして行っていることもあるのか、クリニック経営も順調となっています。
(新年第1弾:佐藤勝浩)